一般社団法人 ぼくらカンパニーは、発達障がい児の親と支援者でできた「自立」を目的とした法人です。

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ぼくらカンパニー就労体験報告

就労について・・・

ぼくらカンパニーでは、発達障がいもつ青少年たちの個々の『特性を活かした仕事を創出していく』という目標があります。
きっと彼らがいつか社会の一員として自立していける日がくることを信じてチャレンジしています。

就労体験や会社見学を積極的に取り入れています。
随時、お仕事体験や会社見学が可能な企業さまを募集しております。

ぼくらカンパニー就労体験報告

平成24年9月11日12日の二日間に渡り「職場体験」を致しました。
【場所】 ダイエーショッパーズ福岡6階「トイコレクター」
【参加者】Y君(22歳)大学卒業後現在福祉支援所で職業訓練中
    M君(19歳)通信制高校在学中
    T君(13歳)中学生 学校依頼での参加 以上3名の参加
○店側よりサポート店員一名配置
【作業内容】 
玩具袋詰め作業、値付け、商品名記入
*商品はぼくらカンパニー支援企業《株式会社奇譚クラブ》様からご提供いただきました。

それぞれの特性が見えた一日目
今回のメンバーは全員障害手帳取得者ということもあり、どこまでの手順書を用意して良いかなど、当店側のチャレンジも大きかった。現物をパネル貼りした大まかな作業の流れを提示した上で 店長が実際に一工程ずつやってみせ、それを追う形で参加者が作業を行った。
数回行った後は徐々に指示を外し自発的に試みてもらった。
三人とも特性の違いをヒヤリングしてある程度予想はついていた部分もあるが意外な発見もあった。

一番年長のY君は最近手帳を取得されたほど一見かなり軽度で会話も上手く特性が分かりにくい。
お母様からの事前説明で“空間認知”の弱さを伺っていたので手先を使う作業は苦手と予想していたもののかなりの不器用さで初日は慣れるまで大変苦労をされていた。

一方N君は自分から会話をするタイプではないが指示された事をやり遂げる集中力の高さが見られ今回の参加者内では一番作業に向く特性をお持ちだった。

T君については中学校からの依頼もあり授業としての職場体験だったので副担任の先生が見学に来られた。学校で全部の授業に参加できない等問題があるお子さんなので、メンタル的にも年齢的にも配慮が必要と受け止めていたが作業が始まると「説明書は初めに入れた方が商品がずれない」「説明書の上に商品を置いて間違いがないように工夫する」など発想の豊かさが目立った。他の二人の参加者も「その方法がやり易い」と同意し店長説明と違う工程を取り入れた場面も見られた。ただし集中力には難があり、一時間毎に小休憩を取るなど疲れやすい。

仕上げ作業で見せたチームワーク二日目
皆さんする事が分かる安心感からか商品を与えると率先して作業を始めた。途中まで前日と同じ作業だったが、サポート店員の声かけで最終工程の商品名書き、ラベラーを使っての値付け作業に移ってもらった。
Y君が書き文字の苦手さを訴え、なかなか書こうとしなかったので、他二人が先に書き始めた。
N君は一字一字丁寧に見本を見ながら書き、T君は文字の丁寧さよりも速さを重視して少々乱暴な文字だったため、サポート店員が「美しさが優先です」と指示をだす。その様子を見て妥協点が見つかったのかY君もやっと記入作業に参加。最終的には綺麗に記入された。

値付け作業は単価×個数を計算する必要があったため、算数障害も重複されているM君T君はラベラー担当、計算をY君担当と、お互いの話し合いのなかで分業ができていた。しかしその時点でT君は完全に集中力が切れていたのでラベラー担当はM君が担当になる。M君はラベラーの押し加減が難しそうで「強く押してすぐ離したら綺麗に印字できるよ」と指示してみたが感覚がなかなかつかめない様だった。それでも独特の使い方でゆっくりしっかりとラベル貼りをやり遂げていた。
完成した商品はT君が店頭へ出したが、店長から「2個ずつ持って来て下さい。」の指示が通らず、サポート店員が「○○(商品名)を2個、○○を2個・・・」と言って理解できた様子だった。店頭へ出した商品を見て三人とも「デビューが早い」「お客さんからクレームがくるかも」など自信がないコメントだったが表情は笑顔いっぱいで自分たちで仕事を終えた満足感を感じられた。

《店長より》
始めは緊張されていたようですがメンバーが初対面というわけではないことから早く打ち解けられて落ち着いて仕事が出来ました。
後で検品したところ数量表記の間違いなどが数点ありましたがサポート次第で可能性が広がる方たちと思いました。
また奇譚クラブ様よりご提供いただきましたご支援 誠に感謝致します。
《サポート店員より》
発達障害の多様性を毎回感じられますが、ひとつの課題を通すと更に発達の凸凹が際立ちます。
今回は幸いにも二日目の作業時間前にゆうゆうセンターの坂口先生にご助言いただく機会も得て一層充実した体験になったのではないでしょうか。参加した皆さんは就労できる可能性を感じられ「またチャレンジしたい!」「次回も絶対参加しますので声をかけて下さい。」と強い意欲を示されました。
発達障がいは・特性に分けた少人数制チーム ・特性にあった業務 ・緊張しない環境 ・理解ある支援者が揃って初めてお力が発揮される方たちだと感じました。内容によっては高い生産性も期待できるはずだと思っております。

就労体験-01

ぼくらカンパニー就労体験報告

ぼくらカンパニーでは、子ども達が会社へ訪問し仕事中の現場を見せていただいたり、の職業のお話を伺うという会社見学を実施しています。
子ども達にとって実際の現場を見ることで、将来の就労するという意欲や希望を育てていきたいと思っています。
●2014年2月 福岡市 ゲーム制作会社 
 株式会社サイバーコネクトツー様 会社訪問》
 ぼくらのブログにて詳細報告してます。

就労体験-02